ほでりぽ!?

このページは読者として主に学生(中学生・高校生から、大学生・大学院生まで)の皆さんを想定して書いています。

コメントなどありましたら、takano@kumamoto-u.ac.jp までメールください。

写真や文章を使用したい時は高野までご連絡ください

いままでのはこちら

2007年4月
2007年3月
2007年2月
2007年1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年9月
2006年8月
2006年7月
2006年6月
2006年5月
2006年4月
2006年3月
2006年2月
2006年1月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年9月
2005年8月
2005年7月

2005年6月
2005年5月

プロフィール

次の月はこちら


5月31日 一億二千万

千葉のホテルから黄金の浴槽が盗まれたそうですが、その値段が一億二千万。詳細はここ。ちょうど昨日話題にした一人分のゲノムを決める値段と同じです。いや、お金の使い道というのは、いろいろあるもんですねぇ。


5月30日 Dr.ワトソンのゲノムDNA

新聞に出ていましたが、DNAの二重らせん構造を発見したワトソン博士のゲノムDNAが公開されるんだそうです。Asahi.comでのニュースはこちら
このニュースで驚きなのは、一億二千万円で一人のゲノムを決めてしまったってこと。この前話題になっていたトトBIGが当たっていれば、あれは五億六千万円くらいでしたから、家族四人の全ゲノムを決められるってことじゃないですか。まぁ、BIG当たっていたとしてもかみさんに止められるでしょうから、実現は無理でしょうけど・・・。


5月28日 実習終了

先週末で実習終了。手伝ってくれたTAの皆さん、ご苦労様でした。

結果ですが、サザンでほとんどバンドが見えない、って人が何人か。今年は24名ですが、20名を越える人数でやっていると失敗する人もいるんですよ。TAの人が失敗しないように見ていてくれているはずなんですが。

さて、結果が出なかったということは、運が悪かったからということではなく、どこかの実験手順にミスがあったということ。ここで大切なのは、何故バンドが出なかったのかを本気で考えることです。この実習の場合、時間的な都合で再実験することはできません(勿論再実験の希望があれば、こちらは受け入れ可能です)が、卒研や大学院での研究では、問題点を見つけ出し、それを訂正して実験を成功させなくてはいけません。これをいい経験として今後実験を丁寧に行う癖がついてくれるといいんですけど。


5月25日 キノコの楽園?

asahi.comに出ていましたが、巨体キノコの話。復元図は、こちらにあるそうです。ここ。3億7千万年前から4億2千万年前の世界では最大の陸上生物はキノコだったみたいです。それも高さ8メートル。どんなキノコだ一体。


5月24日 実習最終日

今日が実習の最終日。サザンの結果は最後に最後にでますので、それまでひやひやです。うまく行くといいんですけど・・・。


5月22日 実習

実習二週目。

今週は、先週取って制限酵素処理をしたDNAを電気泳動・ブロッティングし、ハイブリダイゼーションを行います。これとは別に、PCRによる遺伝子型のチェックも行います。

今日は、なんとなく結構疲れました。


5月21日 帰熊

土日は日本植物学会の九州支部大会で福岡まで行っていました。ちょっと今年は出張が多いな。書き出してみると、

1月 岡山

3月 イタリア

4月 岩手

5月 福岡

6月 岡崎

8月 韓国

9月 東京。

10月頃 名古屋。これ以降は未定。

うーん。10月以降は、なるべく出張をいれないようにしよう。


5月17日 実習

火曜日から実習が始まっています。昨年度と同様に、シロイヌナズナのタグラインを用いた実験。今年は24名の実習ですが、一人に一つの植物体をあげています。二倍体の植物は相同染色体を持ちますので、一つの遺伝子について2個のコピーがゲノム中にあります。実験に用いる植物体の内のいくつかの植物体は、この2つのうちの一つが壊れています。また、どちらの遺伝子も壊れていない植物体も混ざっています。そして、これらの植物体からDNAを単離し、サザンハイブリダイゼーション法とPCR法という方法を用いて、自分の選んだ植物体が、壊れた遺伝子を持つのか、それとも持たないのか、を調べるという実験です。今週で、DNAの単離が終了し、来週サザンとPCRを行う予定です。今年はTA(ティーチィング・アシスタント)の人が多く、その人たちがきびきびと働いてくれるので、私は随分楽させてもらっています。


5月15日 うなぎ

東大海洋研の研究者である青山潤さんの書いた「アフリカにょろり旅(講談社1600円)」読了。私は植物がメインなのでこの方は知りませんでしたが、大変楽しい文章を書かれる人ですね。ここに出てこられる教授が全く、本当に、らしくて、それが特に面白かった。

そうそう、本日から3年生実習開始です。


5月14日 バスハイク

12日に生物環境プログラムで3年生歓迎のバスハイクがありました。場所は四季の里旭志。いろいろな催しがありましたが、私はレストランでジンギスカンを食べた後、ふれあい動物園で遊んでいました。久し振りにじっくり犬と遊びました。勿論、他の動物もいて、かわいかったのは赤ん坊。


その後、温泉に行こうと思っていましたが、その時間が無くなるほど、つい動物と遊んでしまいました。

予想では夕方から雨だったのですが、天気が崩れることもなく、いい一日でした。


5月11日 Giant Test-Tubes

 イタリア土産ではないんですが、前に海外からの土産として買ってきたGiant Test Tubes for plant science。前に一度ほでりぽで言及したかも知れませんが、写真撮ったので、Upします。


名前の通り、大きなテストチューブです。


中身を出してみると、こんな感じ。


説明書もついております。英語だけど。


説明書の中身はこんな感じ。
ちょっとした土産にはいいかもしれないですね。


5月10日 二周年

 ほでりぽを始めて二年が経ちました。これからもぼちぼちやっていくつもりです。月に20日書くことを大体の目安にしていますので、これからもそんな感じで。

 ところで、この前、ほでりぽ、って何かということをちょっと訊かれたので、書いておきます。前にも書いたと思うんだけど、もしかしたらどこにも書いてないかも。

 「ほでりぽ」は、最初の頃のタイトル「ほぼDaily Reports」の略なんです。検索エンジンで「ほでりぽ」と入れるとすぐに見つかります。ブログとかこんなに溢れているので、同じような言葉を考える人がいくらでもいそうなんですが、案外いないもんですね。私個人としては、語感がなんとなく気に入っています。


5月9日 ドラゴン

 昨日の晩御飯は・・・・

 子供たちの希望で・・・・・

 ドラゴンリッチ。


 でかっ。

 一個食べるとおなか一杯です。


5月8日 植物学会(野田)

 早いもので、今年度の植物学会の申込の〆切が今週の金曜日です。ホームページはこちら。昨年のこの時期は、植物学会の準備でばたばたしてたなぁ。今年担当の皆様、ご苦労様です。

 ところで、今回の学会は、学部学生の皆さんは参加費無料だそうです。発表もできるそうです。近場の人は、発表してみてはどうでしょうか。


5月7日 GW報告

報告って・・・雨だから・・・何もしませんでした。今年。まぁ、下の子がちょっと風邪気味かなというのもあって。で、下の子が回復してきたら後はずっと雨。昨日は、雨の合間をぬって江津湖に行ってきましたが、予想通り雨に降られて帰ってきました。個人的にはのんびりできたので、よかったです。子供たちが寝た後に少しずつ論文書きを進めたので、目鼻がついてきました。


5月2日 GW

 GW真っ盛り。の模様。

 昨日も今日も論文を書いています。二日間とも会議も無いし、こういう時に進めておかないと。すでに予定の〆切はオーバーしていますが、ま、それは考えないことにして、なるべく早く書き終わるようにしましょう。

 盛岡から帰熊しての二日間は、買ってきた野菜を植えたり(昨年度茎頂分裂組織がぽっきりいったまま挫折したハバネロの苗をサンコーで見つけて購入)、かみさんが貰ってきたグッピーの稚魚達を入れるための水槽を作ったり(ついでに子供たちがタイミングよく取ってきたヌマエビも投入)、部屋の片づけをしたりしていました。

 さて、明日からは何をしますかね。


5月1日 盛岡雑感

 帰熊しました。そのままGWに突入ということで、更新が遅れました。

 今回は、盛岡雑感。盛岡に行くのは初めてでした。

 
 まずは、これでしょう。桜。満開でした。熊本からすると一ヶ月は遅いですね。私は結構桜好きなので、見れてよかったです。気候は熊本からだとちょっと寒い感じ。土曜日に飛行機の時間まで少しあったので、花見がてら街を散歩したのですが、いい街でした。住み易そうで。天気が良かったこともあって、非常に良い印象でした。

 行きは東京に出てから盛岡まで新幹線で行くことになったのですが、でも、近いんですね。盛岡まで2時間半かからない。もっと時間がかかるような気がしていたのですが、大阪より近いじゃないですか。で、帰りは花巻空港から福岡まで飛んで、そこからバスで帰ってきましたが、すんなりと帰れました。この便が7月くらいから無くなってしまうそうで、九州在住者としては残念。

 金曜日の夜に招待してくれたT先生、U先生と食事をしたのですが、その店では利き酒セットというのがあり、いくつもの銘柄を試すことができました。私が気にいったのは「南部美人」。これ、家用に買って帰りました。

 あ、そうそう。講演は非常によかったです。発表はともかく質疑応答。ポスドクの方や学生さん等の若い人から、多くの鋭い質問を頂きました。こういう鋭い質問があると、議論が楽しいし、講演に行ってよかったな、と思えます。熊大の人も、このように育って欲しい、と思える方々でした。