ほでりぽ!?
このページは読者として主に学生(中学生・高校生から、大学生・大学院生まで)の皆さんを想定して書いています。
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4月26日 Moss2007 更に告知です。ヒメツリガネゴケがメインの国際ミーティングであるMoss2007が、今年はソウルにあるコリア大学で8月2日から5日までの日程で行われます。Moss2007のホームページはこちら。申込の締め切りは、今月末です。私も今のところ、行くつもりです。 4月25日 岩手大学 また告知です。 岩手大学のCOEフォーラムに呼ばれて、明後日の27日に農学部二番講義室で話をします。近場の人は聴きに来て頂ければ幸いです。 詳細は、こちらのホームページをご覧下さい。 4月24日 干潟 第8回干潟フェスタ(主催 干潟フェスタ実行委員会・熊本大学)の日時が分かりましたので、告知。 第8回干潟フェスタ とき 2007年6月2日(土) 12:00~16:30 ところ 熊本港親水緑地広場 ※ 簡単な洗い場はありますが、長靴や汚れてもいい服で来て下さい。ムツゴロウ観察会もあります。入場無料。特設無料駐車場有。 ということだそうです。問い合わせは、干潟フェスタ実行委員会 080-3227-9790まで、どうぞ。 4月21日 研究室 ホームページの研究室の部屋番号を改訂。理学部1号館に移転したので研究室の場所が変わりました。熊大のホームページにある黒髪南地区の主要施設配置図でみると、ちょうど自然科学研究科と理学部の合同研究棟の陰に隠れているところに我々の研究室はあります。しかも、現在は、我々の研究室のすぐ隣半分、図でいうと左半分のところが改修中で、アクセスが非常に悪くなっています。熊大の門衛所の方から来るとぐるっと改修中の建物を回って、図でいうと完全に隠れている右端の入り口からしか入れません。皆さん、最初来る時は結構苦労されているようで申し訳ない。 4月20日 論文のイントロ 昨日、家で夜中に論文のイントロを改訂中。かなり良さげな論理展開を思いつく。確か2時ごろ。今回の論文はちょっと複雑な構成なので、すっきりそのまま必要なことだけを書いていけばイントロが書けてしまう、というわけにはいかんのです。 そうだ、こう書けばすっきりするぞ、と、満足して少しお酒を飲んで、起きたら・・・ 4月19日 昨日 夜、自分の居室で論文書いたりしていると・・・・・・
4月18日 輪講続き まだ探していますが、これはどうかなぁ。PNAS Classics。 PNAS誌に載った有名な過去の論文についての解説記事です。読み物としては、まぁまぁ面白いのではないかと。制限酵素の話と、半保存的複製の話がでていますが、それらについて解説もできますしね。もう少しいろいろと考えてみましょう。でも、明日テキストを取りに来るんだよなぁ。 4月17日 輪講 授業で輪講というのがあります。3年生の授業です。要するに英語の原著論文なり教科書なりを読むという授業なのですが、そのネタ探しに苦労しています。輪講の授業は、4,5名の学生さんに各教員があたります。それで、今まで5回/1クールだったのが、昨年度から4回/1クールに変わりました。この1回分が実は効いていて、ちょっと今までのものではきちきちになってしまいました。簡単に考えても、5回でしていたものを4回ですると、25%Upはわけですから・・・。それで、いいものを探している訳ですが、なかなかぴったりしたものは見つかりません。でも、探しているうちに、こんなもの見つけました。 これでもいいかなぁ、とちょっと思いましたが、やっぱり駄目かな。 4月16日 パスタ 週末はイタリアで買ってきたパスタ。赤と黒のパスタの麺が入っていてちょっと珍しい感じです。ちょうどいい具合に、これもイタリア産のバジル入りトマト缶といのうが家にあったので、それでパスタを作ってみました。最後にこれもイタリアで買ってきたパルミジャーノ・レッジャーノをかけて、うん、なかなかうまい。 4月13日 ワーム進入 学生さんのPCにワーム進入。VB(ブイビー)というトロイの木馬型のウィルスらしい。どうやらメモリスティックなどのリムーバルディスクにCN911.EXEというファイルをつくり、それで他のPCに進入していくタイプらしい。ということで、皆のPCを一斉点検です。他の用事は後回し。幸い私のには感染していませんでした。ウィルスには気をつけないといけませんね。 4月12日 熊本例会 今週の土曜日に、日本動物学会・植物学会・生態学会九州支部・地区の熊本例会があります。詳細は、以下の通り。 日時:2007年4月14日(土) 13:00~16:30 講演・演者(敬称略) 1.「ショウジョウバエを用いた睡眠・覚醒制御研究」 2.「DNAから見た日本列島フロラの成立過程」 3.「暖温帯に生育する絞め殺しイチジクの結実フェノロジー」 本年度から熊大に来られた藤井先生にも話していただきます。講演会は勿論無料。学生さんでも、九州支部の会員でなくても全然構いませんので、興味がある方はぜひ、足を運んでください。よろしく。 4月11日 新学期 イタリア旅行記を書いていたら、新学期が始まっていました。先週は、研究室の花見があったり、理学部新入生に対するラボツアーがあったり、入学式があったり(あ、これを最初に書くべきか)、と新学期の行事が目白押しでした。ここのところ良い天気が続いていて、よかったですね。花見の日は寒かったですけど。 4月9日 イタリアからの帰熊 ヨーロッパに行くときはシンガーポール乗り換えとかが多かったのですが、今回はローマからの直通便で帰ってきました。 日記では、こんな感じ。 ローマのホテルを出たのが現地時間の10時(日本時間の17時)。ローマからの12時間のフライトは映画の「うどん」を見て、授業のテキストを改訂して、文庫本を一冊読んだら着いてしまった。でも、出発が一時間遅れたので成田についたところ(日本時間11時半くらい)で、熊本行きに間に合わないかもしれないと言われる。あらあら。とにかく急ぐ。11時45分発の成田発羽田行きリムジンバスで羽田へ。間に合わないかなぁと思ったが、羽田についたのが、12時7分くらい前。で、なんとか12時15分発の熊本行きに間に合う。熊本からはバスで、帰宅。帰宅は日本時間3時。ふーー。着いたーー。結局22時間かかった。(日記終わり) 今回は、我々の研究をアピールできたと思うし、それに非常に近い研究をしている研究者の方々と知り合いになれたので、とてもよい旅でした。そうそう、ゾル先生から旅費を現金で頂いたのですが、500ユーロ札が含まれていました。初めて見た、500ユーロ(大体8万円くらい?)。上記のようにばたばたと帰ってきたので、実はまだユーロから日本円に両替できてません・・・。 4月8日 出発の29日 日本から、インターネットで列車の時刻は調べていたのだが、ポンペイ行きはなかなか大変そう。でも、ホテルで聞いてみるとどうやら、来るときに降りたアクアフレッダ駅ではなく、もう少し大きなサプリ駅まで朝タクシーで行くことが可能なことが判明。これだと朝から列車があります。現地で何とかなるかな、という予想が当たりました。 では、日記をどうぞ。 朝の6時35分のサプリ発ナポリ行きの電車でポンペイまで行くことにする。朝6時発というので、出て行くと私とブルガーさんだけであった。出席者の一人から、70ユーロくらいかかるんじゃない、と脅されていたのでどのくらいのタクシー代だろうと思っていたら、20ユーロだった。よかった。電車の中でまたブルガーさんと話し込む。ブルガーさんはドイツ人ですが、今カナダにいて、それでフレンチユニバーシィティ(という名称があるんですね)で教えているので講義はフランス語でしているとか。勿論英語もできるわけで、うらやましいです。ポンペイには子供の頃から行ってみたかったんです、と言ったら、「あなたのchildhood dreamがかなうのね」と言われた。うん、その通り。 さて、ローカル電車で2時間かかってポンペイ着。ブルガーさんにお礼を言って別れる。だいたいこっちだろうという方向に歩いていって、一度警官の人に聞いたらすぐについた。切符を買って中へ。バックをなんとかしたかったのだが、どこにもクロークのようなものがないのでそのまま行こうとする。するとおじちゃんが近づいてきて、フリーバッゲジがあるよ、と言う。こっち、こっち、と改札を出て(ここもそのおじさんが通してくれた)、そこに預けられることに。あるかなとは思っていたのだけど、やっぱりあるんだ。子供たちや学生さんたちの団体が凄く一杯いたので、よくわからなかった。ポンペイ駅に近いポンペイ遺跡の入り口には、入り口から見てチケット売り場の反対側にただのクロークがあるので、旅の途中で寄った人はそこを利用しましょう。でも、あんまり利用している人はいなかったみたいので、今度行った時に無かったと言われても責任取れませんけど。とにかく、親切なおじさんに助けられました。 ポンペイは・・・素晴らしかったです。 4月7日 もう最終日の28日 続きの日記をどうぞ。 朝、えらく早く目が覚めてしまう。どうしても日本時間の12時くらいになると一度起きてしまう。仕方ないので、携帯を使ってインターネットに繋げる努力をしてみる。問題はボーダフォンがソフトバンクになったことにあるらしいことが判明。そこで、まずは熊本上通りのソフトバンクに電話して国際通話専門の電話番号を教えてもらい、そこで聞いた方法で繋いで見ることに。で、やっとインターネットにつながる。もう、明日はここを立つんですけど・・・。 最終日も分裂関係のセッション。最後に和田先生のclosing lectureがある。 午前中はヌンナリさんのレクチャー。CellにでていたMgm1がミトコンドリア内膜の融合に関与するという話。その後、ストロミュールの話など2件。ポスターセッションの時間に外で海を見ていたら話しかけてくる人がいたので、誰かとおもったら葉緑体分裂をしているモーラーさんでした。前にViennaのInternational Botanical Congressで発表を聞いたことはあったが、話すのは始めて。いろいろと共通の話題について話す。イギリスに長くいたが、故郷のノルウェーに帰ることができた、と言っていた。 今日は凄い暖かい一日で泳いでいる参加者もいたもよう。 午後のレクチャーでは、そのモーラーさんとビレムさん。すいません。ビレムさんのデータが全くわかりません。わざわざプリントアウトして持ってきたのに、論文をちゃんと読んでないからでしょうか。でも原子間力顕微鏡だから、読んでいてもわからなかったも。モーラーさんの方は・・・図がちっちゃ。葉緑体の中のドットを見せるのに、一つの図があの小ささでは見えません・・・。まぁ、内容は知っているからいいんですけど。 その後は、ラウンドテーブルディスカッションであったが、このときはカナダのブルガーさんと外で話し込んでいて不参加。結局和田先生の発表の直前まで話してしまった。英語に関して私が留学経験がないというと、それは驚いたわ、みたいなことを言っていました。人間、続けていると何でもだんだんうまくなるってことですね。 和田先生の話は、ビデオに会場の「ほぉー」って声が漏れるほど、好評でした。いや、外人の方ですから、本当に、ほぉー、って言っているわけではないですけどね。後は夕食と最後のパーティで終わりです。非常に楽しい会でした。聞いたところによるとFEBSでは二年に一度このようなオルガネラ関係の会をしているとのこと、また新たな気持ちで研究を進めていかないといけないですね。 パーティでは、ラザフォードさんがギターを弾いたり、皆が踊ったり、いや楽しいです。さあ、明日はここを出発しないといけません。ローマに戻る途中で、明日はポンペイに寄る予定。 4月6日 発表の27日 では、日記をどうぞ。 発表の日。今日は早めに起きて通しで発表をしてみる。これが最初で最後の通しの発表。何と言っても45分だとなかなか通して練習もしにくい。スライドは約40枚。17枚目終了時点で30分かかるので、ちょっとあせる。残りを少し早めに話して、時間は55分。この分だと、最初の15枚くらいを15,6分でいけば時間ぴったりだろう。要らないところを考える。細かいところは削除。7時半に朝食に行くと、またゾル先生に会う。朝食はすぐに切り上げて、会場へ。さあ、レクチャーだ。 発表は時間ぴったり。質問も無難にこなす。自分の後の発表はちと放心状態。すいません、ショートトーク2名ほど記憶無しです。終ってからのコーヒーブレーク。コンピュータを部屋に置きに行く途中で、ゾル先生やマイヤー先生、ランポさんなど多数の人からgood job. good talkなどの声がかかる。良かった。今回の話は、かなりの人が我々の論文知っていたし、知らなかったと思われる学生さんからもI like your works.とかinterestingとか何人も声がかかるので、非常に良かったのでは。 コーヒーブレークの後は、Tat pathwayの話(再び)とAlb3を絡めたチラコイドへのタンパク質輸送の話。ランチではストロミュールをやっているコーネル大学のハンソンさんや和田先生と同じテーブル。オスターヤング研の学生さんとまた話す。どうやらナポリでコンピューターを取られた出席者がいたらしい。その人は、お金を払おうとバックを下に置いて、お金を払ったらコンピューターを入れたバックが無くなっていたらしい。やはり、ナポリは危険だなぁ。皆、ナポリでは十分に注意しないと、と言い合う。 午後のレクチャーはグレイザーさんから。新しいプロテネースの話。その後、ようやくセッションC Organelle divisoin and inheritance(オルガネラ分裂と遺伝)が始まる。最初はハンソンさん。顕微鏡の像が綺麗だ。で、その後はオスターヤングさん。オスターヤング研に留学していたM君のPDVを絡めた話で、ARC6とFtsZとのインターラクション以外は大体知っている話。 この後、conference dinner。今日は飲めるぞ。 ハンソンさん、和田先生、オスターヤングさん、私とランポさん。私は発表終ったので、飲んでます。 4月5日 明日が気になる26日 さて、更に続きです。見返してみると、この日の日記はほとんど書いていません。多分、発表が27日の朝一番だったので、それの準備に追われていたのだと思います。PCを持ち込んでのパワーポイントでの発表というのは、直前まで改定できてしまうので、直前まで改定し続けることになります。これは、これで問題ですね。会議に集中できないから。では、日記。 午前中も午後もレクチャー。オルガネラゲノムが細胞核ゲノムに散在して挿入されているという話など。その後にround table discussionというのがあるので、ランポさんとブルガーさんのところに入って聞く。直前にあった発表に対していろいろな質問が出ていて、こういうものかと思う。このようなシステムは、学生さんが多く来る「オルガネラ若手ワークショップ」などでも有効かも知れない。研究の話だけでなく、進路の話などでもいろいろと盛り上がっていた。 その後夕食。夕食は遅れていったら、ドイツのM研の中に入ってしまい、皆ドイツ語で話したそう。ドイツ人ばかりだった。英語で適宜ちゃちゃをいれながらワインも飲まずにそうそうに引き上げる。で、発表の準備。これで最終にしようというところまで出来上がる。 夕食後にもオーガナイザーのゾル先生の葉緑体へのタンパク質輸送の講演が入っており、終了は9時半。部分的な発表の練習をして寝る。昨日からサマータイムになったので、時差は7時間だが、7時間の時差というのは結構こたえる。 4月4日 朝から晩までの25日 FEBSカンファレンスの続き。当日に書いたメモを載せておきます。 朝食。クリストフ君がいたので、一緒に食べる。彼のルームメイトが葉緑体分裂をしているミシガン州立大学オスターヤング研のオルソン君で、彼も一緒に朝食。オルソン君も我々の仕事を知っていたし、昨日夕食の時もスタイナーさんを含めて我々の研究で盛り上がったので、酵母をやっていて葉緑体研究をあまり知らないクリストフ君が「この分野ではそんなにおっきなトピックなの?」みたいにオスターヤング研の人に聞いていて、それが面白かった。 本日最初のマイヤーさんは、オーガナイザーの一人。二次共生のタンパク質輸送の話。珪藻が二次共生藻であることを確認。自分の発表で使うからな。 イタリアのサコーネさんは動物のミトコンドリアDNA。字ばっかりのスライドでこんなのもありかと思った。Advancedレクチャー・コースですから、レクチャーにちょっと近い感じ。今回は、レクチャーということで、概説する人と、自分の研究を話す人の二通りが混在。後で聞いたら、サコーネさんは動物のミトコンドリアDNAではかなり有名な人らしい。私もミトコンドリアDNAをやっていたけど、粘菌だったので、知りませんでした。 その後は、マクファデンさんの予定だったが、どうやら来ていないらしい。楽しみにしていたんだけどな。ま、仕方ないです。で、フライブルグ大学レスキ研のレンシングさんがタンパク質のdual targetingの話をする。レスキ研はコケ研究の仲間なので、知り合い。この話は、自分の研究なのかな?、と思って後で聞いてみたら、サブテーマだと言っていた。そのときは、今年ソウルであるMossのミーティングに行くかどうかという話になって、彼も来るそうだ。こちらが考え中、と言ったら「日本から近いのにどうして?」、と言われた。 その後、short talkということで、dual targetingの話が2題ほど。最初のピネスさんの話は、発表だけではよくわからず、丁度夕食の時に隣の席になったので、詳細を聞いてやっとわかる。このように一日中一緒にいるので、疑問があればいろいろと聞けるのもいいところ。 その後、三日目に話すはずだった、スツパー(表記がこれでいいか自信がないけど)さんが飛び入りなのか、話す。共生説は間違いだ、みたいな話をしていた。考え直してみろ、みたいなことを言っていたが、他は何を話しているのか皆目わからなかった。OHPも手書きで読めないし、すいません、理解不能でした。 昼食のあと、学生さんのポスター発表までの時間を使ってスライドの準備。いろいろと改訂すべきところがでてくる。その後、ラザフォードさん。頭の中をPSI, PSIIがぐるぐると駆け回っているみたいで、こちらにはよく伝わってこない。次のカナダから来られたブルガーさんは、ユーグレノイドのある種ではそれぞれの遺伝子が一つのエキソンを持つフラグメントごとにばらばらに存在しているという話で、これは面白かった。何でこんなことになっているのだろう。その後、昨日夕食が一緒だったランポさんが、藻類を食べて、葉緑体だけ自分のものにするウミウシの話。これも面白かった。私も含めてたくさんの質問がでていた。 夕食後は帰って、スライドの手直し。でもワインを飲んでしまったので、あまり進まず、時差もあって早めに寝てしまう。 4月3日 コース開始の26日 さて、初日。ぎりぎりに着いて、すぐに18時半からOpening Lecture。クレイグさんによるシャペロンの話題。いろいろなシャペロンがいて、ジェネラリストとスペシャリストがいるという話。その後は、ディナーとInformal Get Together。ディナーでは、先ほど一緒に会場まで歩いたクリストフ君と、うみうしをやっているランポさん、灰色植物の研究をしているレッフェルハルト研のスタイナーさんらと一緒のテーブル。基生研の和田先生も一緒に。ちなみに、この会議はヨーロッパ生化学学会連合(正確な日本語名称はちょっと違うかもしれないけど、このようなもの)の主催なので、来ている日本人は私と和田先生だけ。灰色植物をやっているスタイナーさんといろいろと話し込む。世界的に見ても灰色植物やっている研究室は貴重なので、未発表データも含めて話が弾む。このような論文になっていない情報を得られるのも、このような会議のいいところ。結局現地時間の12時(日本だと明け方の8時)まで飲んでいることに。部屋に帰って、疲れてバタンキュー。 そうそう、部屋から見た景色を載せておきましょう。
地中海、でしょ。このまわりには何にもありません。会議からエスケープすることは不可能です。あと、部屋はこんな感じ。
勿論、主催者側が宿泊費は払ってくれます。学生さんは二人部屋。 4月2日 イタリア旅のあれこれ やっと帰熊しました。 ローマでの話。メトロの券を買おうとするがどうしてもコインが一枚うまく入らない。ちなみに、4ユーロでどうしても3ユーロしか入らない。持っているコインは4ユーロぴったり。ごちゃごちゃやっているとおじちゃんがやってきて助けてくれる気配。でも、やっぱり駄目。仕方ないのでとりあえずお礼を言って他の機械でやろうとしてみるが、やっぱり駄目そう。そしたらおじちゃんが自分の持っていた券を譲ってくれた。いい人だ。その後改札で券を逆に入れようとしたら、駄目じゃないかこうやって入れるんだよ、と丁寧に教えてくれる。助かりました。イタリア語なのですが、こういうときは大体わかるんですよねぇ。親切にやってくれようとしていることが。 スペイン広場とトレビの泉、行きました。メトロで行きましたが、その場所に近くになると、ぶわぁーーーと人だかり。世界各国の人たちが・・・。外人さんも結構団体旅行するんだよね。日本と同じように旗を立ててる人の後についている。あまりにうるさいのでガイドさんがマイクとスピーカーもって喋っているのとか、面白いのはガイドさんは同じようにマイクでしゃべっているんだけど、そこのツアーの人は皆イヤホンをつけていて、それで話を聞いている団体さんとか、なかなか見ていて飽きません。 ローマからの移動の最中。途中の乗り換え駅のサレルノで電話をすることに。で、その時に電車を一本乗り損ねてしまう。駅にその列車が入ってきたのは見てたんだけど、駅の時計でまだ時間があるな、と思っていたらいきなり発車。えっ、と思って自分の時計を見ると、何と、駅の時計が3分ほど遅れていて、電車が定時に出発。なんてこった。仕方ないので、次の電車を待つが、これが一時間後。これはきつかった。ちょっと日本じゃ考えられないですねぇ。「何も信じられないねぇ」と誰かに言われた。 更に電車を乗り過ごしてしまったので、ホテルに電話して迎えのシャトルバスの時間を変更してもらおうとするが、相手は「とにかく駅についたら電話してよ」という感じ。仕方ないなぁ、ま、結構皆降りるだろうと思ったら、私の降りた駅は私ももう一人ドイツ人学生のクリストフ君だけ。で、駅には誰もいないし、公衆電話もない。ホテルまでどうして行こうかと考え、クリストフ君がとりあえずこちらだと思う、という方に歩いて行くことに。途中で違うホテルを見つけて道聞いて、聞いてみたところ、すぐそこって、ことで角を曲がると目的のホテルでした。いや、遠いです。結局、11時45分にローマを出て、着いたのが18時でした。 さて、会場に到着。会場でのできごとは、また明日にでも。 |