ほでりぽ!?

このページは読者として主に学生(中学生・高校生から、大学生・大学院生まで)の皆さんを想定して書いています。

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屋久島

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0831 宿題
0830 Wikipedia
0829 からし蓮根
0828 植物改良
0825 停電
0824 大学院入試
0823 夏休み
0822 メガネ
0821 高校野球
0819 植物学会一ヶ月前
0818 台風
0816 一斉休業
0812 イモリ
0811 最終定理
0810 藻類30億年
0809 カラマーゾフ
0807 オープンキャンパス前日
0805 屋久
0804 旅行二日目
0803 帰熊

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8月31日 宿題

大学生はまだ夏休みですが、小学生は今日で夏休みはおしまい。子供達は宿題の最後の仕上げをしています。さて、学期始めの提出物の一つに、夏休みの毎日の過ごし方という欄があるのですが、上の子のが夏休みの最初に書いたのは・・・。


ねてる

6時前 もりへいく

6時 行きちゅう

7時 かえる

8時 あさごはん

9時 べんきょう

10時 バイオリン

11時 おひるごはん

12時 ゲーム

13時 おでかけ

14時 おでかけからかえる

15時 カードゲーム

16時 テレビ

17時 あそび

18時 あそびからかえる

19時 だらー

20時 よるごはん

21時 ふろ

22時 ねる


こいつは、毎日森に行く気かいっ。いきなり、これかぁ。

で、午前中勉強したりするのは、いいんですが、午後はゲームと遊びとテレビでいいのか? それに、何故遊びと、カードゲームがわざわざ違う項目で時間を取ってあるのだ。

あと、だらー、って何?

夜、寝るの遅すぎないか?


ええ、勿論一緒に考え直しました。


8月30日 Wikipedia

昨日、からし蓮根のことを書くので、Wikipediaを見てみたら、項目がありませんでした。誰か書いてくれないかな・・・。
ところで、このWikipediaですが、インターネット上で皆が項目を書くことができる新しいタイプの辞書ということは、結構広まってきているかもしれません。でも、誰もが書けるということで、信頼性は? という疑問が生じるのも事実。この点については、Nature誌と、ブリタニカ大百科事典で論争が続いているみたいで、記事はこちらこちら。勿論、これは英語版に対する評価なわけですが、まぁざっと調べるには、いいのかな、という印象は間違ってないということでしょうか。


8月29日 からし蓮根

昨日、学生さんにからし蓮根貰いました。熊本の人は勿論知っている、蓮根の穴にカラシを詰めて卵の衣で揚げたものです。これは、肥後のお殿様の細川忠利公が病弱なために考案された健康食品といわれています。熊本に来て、私も初めて知りましたが、からし蓮根はできてすぐのものが一番。9月には植物学会がありますが、来熊される方は、できて一日以内のからし蓮根をお召し上がり下さい。

そうそう、貰ったからし蓮根ですが、仕事の合間に食べてたら、一本食べちゃいました。写真も取り忘れたので、写真も無し、です。


ラジオ体操。やってきました。今回は、パソコンでDVD見ながら、皆でやりました。ちょっと音が小さいのが難点ですが、目の前でお手本が見れるので、これは簡単・・・。


8月28日 植物改良

「植物改良への挑戦 メンデルの法則から遺伝子組換えまで (培風館)」読了。著者の鵜飼先生という方は東大農学部の先生だったようです。時期的には私が本郷にいた時期と少し重なっているようですが、存じ上げませんでした。中身は育種学の歴史というもの。ちょっと専門的な興味がある人にしか薦められませんが、各種の技術を生んだ研究者の履歴を少し詳しく述べている点が特色となっており、広くそれらを知りたい人には面白いかもしれません。


明日はラジオ体操。テレビのラジオ体操を録画してDVDにダビングしてあるのを見て練習していますが、何といっても一年ぶりですから・・・。


8月25日 停電

昨日に引き続き、雷の話題。雷のせいで、今週は瞬間的な停電から数分の停電まで、何度か電気の供給が不安定になりました。私のコンピューターは無停電電源装置をつけているので大丈夫ですが、超遠心機が停まったり、PCRが停まったりと、ちょっとした問題がでています。ま、天気には勝てませんな。
瞬間的な停電で怖いのが、培養室のクーラーが停まってしまうこと。うちの培養室のクーラーは自動復帰しません。更に、クーラーは停まったのに、植物育成のための蛍光灯がついていると、これは大変なことになります。クーラーがないとあっと言う間に部屋の温度が上がって、植物が全滅することにもなりかねません。注意、注意。そのために、培養室の蛍光灯は点灯管(グロースイッチ)を外したりしています。こうすると、停電後に自動的に蛍光灯だけが点くことがないので温度の心配はありませんが、いちいち点灯管をさしてまわらないといけないというのが難点かな。

雷とは別に明日は5時間程の停電が予定されています。この場合、我々の研究室では、真っ暗な培養室に鎮座する巨大振盪器を30分ごとに皆で回転させるという力仕事があります。かわいい培養細胞が酸素不足でお陀仏にならないための大切なお仕事です。


8月24日 大学院入試

本日と、明日は大学院の入学試験。みんな、頑張れ。

ところで私は、「お地蔵さん祭り」のために、5時半起きで、今朝テント張ってきました。今、1時ちょっと前ですが、ちーと眠たくなってきたぞーーー。いかん、いかん。

現在、3時過ぎ。空がごろごろ言っています。昨日の7時過ぎからの夕立と雷はとても凄くて、怖くて外に出れませんでした。今日の「お地蔵さん祭り」は大丈夫か?


8月23日 夏休み

昨日、上の子の夏休みの一行日記(というのが宿題で出ている)が置いてあったので、ぼーと見ていたら、「こんな夏休みにしたい」という項目が。そういえば、夏休みに入ったときに、書いてたなぁーと見ていたら、こう書いてありました。

・こんな夏休みにしたい

「カブト・クワガタとりほうだいのなつやすみ」

この前、かみさんの実家でクワガタ取りまくったみたいだし。。。よかったねぇ、夢がかなって。


8月22日 メガネ

前にメガネを作ってから3年。傷ついて見えにくくなっていたのでメガネを新調しました。フレームの方もメッキが剥がれてきたりしたところがあったので、ついでに変えました。お店の人の話だと度数は変えないで前のメガネと同じ度数で作ったそうなのですが・・・見えすぎて目がくらくらする・・・ってことは前のメガネに傷つけまくり?

今回のレンズは薄くていいのですが熱とかに弱いそうで、「温泉なんかにつけて入らないでくださいね」と言われました。レンズのコートが剥がれるらしい。もしかすると、前のメガネもそれのせいかしらん。

今回のメガネのフレームは、耳に当てる部分が取り外し可能。好きな位置で止めれるそうです。メガネってずっと使っているとずれてくるので、これでずれがなくなるかなと期待しています。ついでに、ちょっとしたおもちゃも購入してしまいました。見たい人は高野まで。ふふ。


8月21日 高校野球

昨日はたまたま時間が空いていたので、高校野球の決勝を見ていました。再試合で、今日は早実が勝ったみたいですね。流石に今日は見れなかったのでどのような試合だったのかわかりませんが、昨日の試合はなかなかいい試合でした。特に15回表の本日最終回って時に、どんどん直球勝負で放りこんでいった早実のピッチャー、いい度胸してました。

でも、東京と北海道の試合だと今一つ盛り上がらないですねぇ。個人的に。やはり、熊本の高校でないと。


8月19日 植物学会一ヶ月前

植物学会熊本大会まであと一ヶ月。要旨集の校正もだいたい終わり、当日に皆さんをお迎えする準備が佳境に入っていきます。あ、ということは、

一ヵ月後にはもう終ってるんだ。

よっしゃ (何が?)。


8月18日 台風

本日は、博士後期課程の試験日でしたが、台風です。

今回の台風は暴風域がないのでちょっと安心しています。雨はまぁまぁ降っているので土砂災害には気をつけないといけないのでしょうが、風で木が倒れたり、看板が飛んできたりという心配はあまりありませんので。他の研究室ですが、前には暴風で窓ガラスが割れたりということもありました。九州の台風の脅威は東京などの比じゃないですね。

そういえば、最近はアジアの台風にも名前がついているんですね。ヨーロッパなどでは台風の命名権を売っているようで、新聞などで話題になりました。ネットで調べてみると、自分の名前で申し込んだ人のページがでてきました。こちら。命名権が199ユーロで、手数料を加えても3万円弱。気象観測の費用に使われるそうです。アジアでもやるといいんじゃないですかね。


8月16日 一斉休業

月曜日・火曜日と今年から一斉休業で熊大はお休み。大学に来ないでくれと念を押されたので、大学に来ませんでした。ので、ほでりぽもお休み。いや、でも暑い。くらくらします。


8月12日 イモリ

本日は公開実習「遺伝子をみてみよう」の2回目。
さて、昨日、帰ろうとしたら廊下で動くもの発見。ヤモリだったので、とりあえず捕まえました(捕まえるんかい!)。が、見せる人が誰もいなかったので、そのまま逃がしておきました(逃がすんかい!)。ということで、理学部3号館の4階には、ヤモリが住んでいます。皆さん、見つけてください。でも、初めてだな、ヤモリを4階で見たの。今家で飼っているイモリは、階段で見つけましたが、多分これはイモリを研究している研究室からの脱走犯ではないかと・・・。


8月11日 最終定理

教科書の方は、ほぼ予定枚数を書き終え、細かな訂正と図の作成に入りました。そんな最中に、「フェルマーの最終定理(サイモン・シン著、新潮文庫)」読了。面白い。知っている人は知っていると思いますが、フェルマーの最終定理は、

xのn乗 + yのn乗 = zのn乗 (nは、3, 4, 5, ........)

を満たす三つの数字は存在しない、というものです。これが書かれたのが1637年頃で、解かれたのが1994年。大変なものです。勿論どのように解いたのかというのはあまりにも専門的すぎてわからないのですが、数学を行う、というのがどのようなことなのか、という一端がみれるような気がします。お勧めです。


8月10日 藻類30億年

いろいろな本を部屋の中にばらばらと広げて書いております。今見たら、30冊は下らないかと。さて、この本については書いてなかったと思いますが、「藻類30億年の自然史(井上勲著、東海大学出版会)」は本当に面白い本です。藻類に関して、とにかく全部書いてやろう、という意思が伝わってきます。現在使用されている石油の元の多くが、2億年前のテーチス海の浅瀬にいた植物プランクトンであったという記述が、私が調べようとして放っておいた疑問の一つを解消してくれました。ちょっと、実はここ何年か、石油の元の生物について気になっていたので。


8月9日 カラマーゾフ

今、日本語の教科書の一章を書いていて、もう〆切が過ぎているのでかなり切羽詰っているのですが・・・そんな最中にドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」読了。

ドストエフスキーは読んだことがありませんでした。ちょっと「世界文学屈指の名作」とか、「ドストエフスキーの世界観を集大成した巨編」とかいう言葉に身構えすぎたかもしれません。普通の小説だと思って読めばよかったのでしょうが・・・「もっと深遠な何か」が呈示されるのではないかと思っていたら・・・読み終わってしまいました。あらあら。もっと普通に読めばよかった。というわけで、この本は、私の中では今は評価不能です。機会があれば読み直して見ましょう。何時になるかわからないけど。


8月7日 オープンキャンパス前日

明日は、熊本大学のオープンキャンパスです。詳細はこちら。当日参加も可能ですので、興味のある高校生の方はぜひどうぞ。我々の研究室では、植物バイオテクノロジーど題して、研究の紹介をする予定です。


8月5日 屋久

屋久島にフェリーで行くと、昼過ぎの13時20分にはフェリーに乗って帰らないといけないというのが、ちょっと残念ですね。最終日は、フルーツガーデンと大川の滝を見て、島の西側から宮之浦に向かい、フェリーに乗って帰ってきました。もう少し居たかったですね。ちなみに三日間での走行距離700kmでした。

さ、来年はどこでしょう?


8月4日 旅行二日目

二日目に朝起きたら、もう皆いませんでした。4時半起きで学生さんたちは縄文杉まで。こちらは、子供達に10時間歩く気力が多分まだないし、私もひざの痛みがあったので、白谷雲水峡に行くことにしました。ガイドブックによると「もののけ姫の森」。ベタだなぁ。結構歩くので最後はちとひざが痛くなりましたが、まぁ久し振りの山歩きを楽しみました。で、お約束の


こんなのとか、

こんなのとか、ついでに、

こんなのもいました。
その後、旅行村に帰り、またもやタイドプールへ。この日も干潮時には間に合いませんでした。やれやれ。
夕方は、安房の味処ふるさとで縄文杉班と待ち合わせて夕食。思ったり皆疲れていないようでしたが、口数が少し少なかったので、実はへとへとだったのかもしれませんね。


8月3日 帰熊

いやぁ。随分更新が開いてしまいました。無事に屋久島から帰ってきました。で、昨日は公開実習「遺伝子を見てみよう」をやっておりました。

屋久島。ずっと晴れていていい感じでした。雨は一度も降らなかったですね。台風も全く関係なく。T君は島に行くときはいっつも台風が来るんですけど、と言っていましたが、誰かの強運がそれも吹き飛ばしてくれたようです。多分、これのお陰。


「研究室に吊り下げられたてるてる坊主の群れ」

7月30日は4時に大学に集合。クーラーボックスにいろいろと詰めて、それを私の車の荷台に積んで出発。今回の研究室旅行には、家族も参加したので、私の車はほとんど家族旅行状態でした。学生さん達は、10人乗りのワゴンをレンタルして、それでGo。高速で行くと、2時間ちょっとで鹿児島に着いてしまうのですね。高速だけで170km程の距離です。

そうそう。今回の旅行はカブトムシずいてました。高速のパーキングで上の子は既に一匹ゲット。

鹿児島からはフェリー「屋久島2」に車を載せて屋久島に渡りましたが、結構フェリー空いてるんですね。車も満杯ではありませんでした。4時間の船旅は長いといえば長いですが、まぁ、我慢できない時間ではありません。8時半に乗船して島に着いたのが12時半。その後、お昼ご飯を食べてから、皆はお魚さん天国へ。聞くとどうやらちょっと深いようなので、我々は先に屋久島青少年旅行村に行くことにしました。上の子がプール熱から復帰したばかりで体力が心配だということもありました。実は、土曜日に熱が出ていたら連れて行くのはやめようと思っていたのですが、なんとか土曜日に復活。でも、27-29日に別の子供達の合宿があったのですが、そちらはキャンセルになってしまいました。で、下の子だけが参加しました。下の子は合宿の夜に流れ星を見て、「おにいちゃんの病気が治ってみんなで屋久島に行けますように」とお祈りしたそうです。やさしい子じゃ。
さて、旅行村で休んだ後、泳ぎに行きたいということで、すぐ近くの潮溜まりができるように作ったタイドプールに行くことにしました。旅行村の人に干潮の時刻を聞いてみると、午後の4時45分とのこと。で、その時の時間が5時。慌てて行ってみましたが、潮が満ちてきていて遠くまでは行けませんでした。

夕方はバーベキュー。いや、もうカブトムシがどんどん落ちてくるという感じで、子供達はおおはしゃぎしていました。

というところで、今日はおやすみなさい。