Willmore予想およびWillmore曲面について

山口大学大学院理工学研究科集中講義
(平成22年11月15日 () 〜11月19日 ())

担当教員: 安藤直也 (熊本大学大学院自然科学研究科)

 

第1章 Willmore予想
1.1
 Willmore汎関数の基本性質
1.2
 Willmore汎関数と空間の共形変換

第2章 Willmore曲面
2.1
 Willmore曲面に対するEuler-Lagrange方程式
2.2
 S^3 内のWillmore曲面
2.3
 CliffordトーラスのWillmore汎関数に関する安定性

第3章 共形面積
3.1
 共形面積の幾つかの性質
3.2
 共形面積の評価とWillmore予想
3.3
 Willmore射影平面
3.4
 E^3 内の極小曲面とWillmore曲面

第4章 共形Gauss写像
4.1
 S^3 の共形変換
4.2
 S^3 内の曲面の共形Gauss写像
4.3
 S^4_1 内の極小曲面と S^3 内のWillmore曲面
(
以下の4.4節および4.5節をH25.2.8に追加しました)
4.4
 S^3 内のWillmore曲面上の正則 4 次微分
4.5
 Willmore球面

第5章 Dirac作用素を用いた曲面の考察
5.1
 一般の曲面に対するTaimanovの表現公式
5.2
 回転トーラスのmKdV変形

 

この講義の講義録が こちら にあります。
また追加された4.4節および4.5節は こちら です。
また第3章および第4章をWillmore球面についてまとめ直したものが こちら です(2013年2月14日〜16日に山口市で行われた研究会「多様体上の変分問題とその周辺領域」 ― Willmore曲面について ― における講演の記録)。