過去のセミナー・講演
第21回物理学ゼミナール(プロジェクトゼミナール)
[日時] 7月31日(木) 16:10より
[場所] 理学部2号館1階大講義室(C122)
[講師] 唐沢 力 教授 (大阪市立大学 理事)
[演題] 励起子ポラリトンの最近の話題
ー 励起子ポラリトンのBECの衝撃 ー
[概要] 励起子ポラリトンは、固体結晶(半導体)中の固有素励起(励起波)である励起子と、外部(真空)から結晶に入射してくる電磁波が結合した、複合素励起波で、昔から光物性分野の主要な研究対象の一つとして、多くの研究が成されてきました。
”光の世紀”と言われる今世紀、光と物質の相互作用を扱う多くの課題が、応用への多様な可能性にも繋がることから、この古くて新しい課題”励起子ポラリトン”への関心が急速に高まっています。そしてつい最近、長年期待されながら実現が確認出来なかった、励起子系ボソンの ”ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)”が、この励起子ポラリトン系で実験的に実現することに成功した、との報告が相次いでいます。
今回のセミナーでは、ポラリトンの基礎的な取扱の概要と、最近のBECに関する話題を紹介して、議論の材料を提供させて頂きます。
[場所] 理学部2号館1階大講義室(C122)
[講師] 唐沢 力 教授 (大阪市立大学 理事)
[演題] 励起子ポラリトンの最近の話題
ー 励起子ポラリトンのBECの衝撃 ー
[概要] 励起子ポラリトンは、固体結晶(半導体)中の固有素励起(励起波)である励起子と、外部(真空)から結晶に入射してくる電磁波が結合した、複合素励起波で、昔から光物性分野の主要な研究対象の一つとして、多くの研究が成されてきました。
”光の世紀”と言われる今世紀、光と物質の相互作用を扱う多くの課題が、応用への多様な可能性にも繋がることから、この古くて新しい課題”励起子ポラリトン”への関心が急速に高まっています。そしてつい最近、長年期待されながら実現が確認出来なかった、励起子系ボソンの ”ボース・アインシュタイン凝縮(BEC)”が、この励起子ポラリトン系で実験的に実現することに成功した、との報告が相次いでいます。
今回のセミナーでは、ポラリトンの基礎的な取扱の概要と、最近のBECに関する話題を紹介して、議論の材料を提供させて頂きます。