過去のセミナー・講演
第13回物理学ゼミナール(プロジェクト・ゼミナール)
[日時] 平成19年10月18日(木) 16時10分より
[場所] 理学部2号館3階C329講義室
[講師] 河村 純一教授(東北大学 多元物質科学研究所)
[演題] Studying physics of top-quark and Higgs-boson at linear colliders (リニアコライダーで探るトップ・ヒッグスの物理)
概要:近年,リチウム電池や燃料電池材料において,ナノ複合体を用いることで数桁に及ぶイオン伝導度向上が報告されている。一方で,これらの複合体とイオン伝導性ガラスとの類似性・相違性が話題となっている。特に,複合体においてはパーコレーション臨界の存在が明瞭に現れるのに対し,イオン伝導性ガラスにおいてはナノメートルオーダーの不均一構造が存在するにも関わらず,パーコレーション臨界は見られない。本講演では,複合体のイオン伝導度に関する理論的アプローチを概説し,有効媒質近似の有効性とその限界,界面層のサイズ効果について述べる。
[場所] 理学部2号館3階C329講義室
[講師] 河村 純一教授(東北大学 多元物質科学研究所)
[演題] Studying physics of top-quark and Higgs-boson at linear colliders (リニアコライダーで探るトップ・ヒッグスの物理)
概要:近年,リチウム電池や燃料電池材料において,ナノ複合体を用いることで数桁に及ぶイオン伝導度向上が報告されている。一方で,これらの複合体とイオン伝導性ガラスとの類似性・相違性が話題となっている。特に,複合体においてはパーコレーション臨界の存在が明瞭に現れるのに対し,イオン伝導性ガラスにおいてはナノメートルオーダーの不均一構造が存在するにも関わらず,パーコレーション臨界は見られない。本講演では,複合体のイオン伝導度に関する理論的アプローチを概説し,有効媒質近似の有効性とその限界,界面層のサイズ効果について述べる。