過去のセミナー・講演
第1回物理学ゼミナール(プロジェクトゼミナール)
[日時] 平成18年5月30日(火)16時10分より1時間程度
[場所] 理学部2号館C226教室(2階大講義室)
[講師] 小出 眞路 教授
熊本大学大学院自然科学研究科 理学専攻 物理科学講座
[演題] 相対論的宇宙ジェットとブラックホール磁気圏
多くの銀河の中心核(活動銀河核)や銀河系内の連星系からは,ほぼ光速で噴出するジェット(相対論的宇宙ジェット)が観測されています。 最近ガンマー線バーストの本体も相対論的ジェットであることが明らかとなってきました。 相対論的宇宙ジェットはブラックホールのまわりの激しい現象により引き起こされていると考えられていますがその具体的な形成機構は不明です。 ここでジェットの加速と絞り込みという2つのことを説明する必要がありますが,それらを同時に説明する機構としてプラズマと磁場の相互作用による機構が注目されています。
今回は相対論的宇宙ジェットのエンジンの有力候補であるプラズマと磁場が絡みあうブラックホール近くの領域(ブラックホール磁気圏)の現象について最新の数値計算の結果をもとに説明しました。
[場所] 理学部2号館C226教室(2階大講義室)
[講師] 小出 眞路 教授
熊本大学大学院自然科学研究科 理学専攻 物理科学講座
[演題] 相対論的宇宙ジェットとブラックホール磁気圏
多くの銀河の中心核(活動銀河核)や銀河系内の連星系からは,ほぼ光速で噴出するジェット(相対論的宇宙ジェット)が観測されています。 最近ガンマー線バーストの本体も相対論的ジェットであることが明らかとなってきました。 相対論的宇宙ジェットはブラックホールのまわりの激しい現象により引き起こされていると考えられていますがその具体的な形成機構は不明です。 ここでジェットの加速と絞り込みという2つのことを説明する必要がありますが,それらを同時に説明する機構としてプラズマと磁場の相互作用による機構が注目されています。
今回は相対論的宇宙ジェットのエンジンの有力候補であるプラズマと磁場が絡みあうブラックホール近くの領域(ブラックホール磁気圏)の現象について最新の数値計算の結果をもとに説明しました。