渋谷 秀敏
(SHIBUYA Hidetoshi, 1955年生)

講義

  • 地球惑星科学概論
  • 地学I
  • 固体地球物理学
  • 地球科学解析法A
  • 地球力学特論
  • ジオモデリング
講義資料(学外からのアクセスが出来ないものがあります)

推薦図書

研究テーマ

◇火山岩の古地磁気
九州の火山岩を用いて過去の地球磁場のふるまいを明らかにする。地磁気永年変化の大きさの研究、地磁気エクスカージョンの探索、古地磁気強度の研究などなど、「若い火山岩の古地磁気なんでも」をめざす。
◇Ocean Drilling Program 試料の古地磁気
ODP 船上の磁力計の特質をフルに利用する統計とプログラムの開発とそれを利用した地磁気の詳細な変動の研究。
◇沈み込み背後のマントル内の対流のシミュレーション
一般の対流では物質が沈み込むところは冷たいところのはずである。しかし、地球の沈み込み帯には火山があって、明らかに他より熱いところに一つになっている。これはプレートテクトニクス成立以来のパラドクスで、まだ十分に理解できていえない。これを、マントルの粘性が温度に非常に強く依存することと、マントルの熱伝導が非常に遅いことから説明できるというモデルを立てて、シミュレーションで再現しようとしている。現在までの計算では非常に有望であるようである。この二点が重要なのは他のマントル対流のプロセスでも同様のはずで、マントル全体のプロセスの理解に寄与するようなシミュレーションを将来は行ないたいと考えている。
◇月周回衛星による磁場測定の科学と技術
2006年打ち上げ予定のSELENE計画月周回衛星に搭載予定の磁力計の開発と、それを用いた月磁気の歴史の研究。

著作物 (Bibliography)

所属学会

経歴


趣味

熊大だよりに掲載した自己紹介

ところで

熊本大学にはマッキントッシュユーザ会はあるのでしょうか。なかったら作りませんか?名前も考えてあります。KUMA (Kumamoto University Macintosh Association)。 興味のある方は e-mail 下さい。